自作アームジャケット


2002年11月13日 アームジャケット製作HP開業!!


自作ステディーの補助アイテム「自作アームジャケット」







グライド装置は長時間使っていると腕が疲れて、プルプルした映像や、腕のコントロールが曖昧になって きます。そこで、今回はその負担を軽減するアームジャケットの製作にとりかかりました。 この下の部品はおおよその部品となります(製作していると思わぬ増量部品が必要になる為です) なるべくお金をかけず、手軽にをモットーに製作しているのですが、自作ステディーのようにはいかない みたいです。

使用部品
部品名
内容
コの字アルミスプリングを機能させるための骨組みです
角アルミこれまた骨組みになる角アルミ棒です。(コの字の内側なのでそれにはまるサイズ)
スプリング適当なサイズと、カメラ重量を支えられる強度のもの
コの字ステンレススプリング部とジャケットをつなぐバーを動かすもの
アルミ板1ミリか2ミリのアルミ板(ジャケット骨組み用)
ハンドル付ビス手で回せる大きいつまみがついたビス
簡易じゅうたんお腹や背中に巻くジャケットの材料です。
ナイロン生地簡易じゅうたんを包む生地です。私はナップザックのような素材にしました。
ベルトフック&ベルトフック式のベルトフックとベルトです。
各種固定ビスアーム部やジャケット部を固定する為のビスです。
カメラ取り付け部材アーム部とグライド装置をつなげる部分です(私はアルミパイプを使用)






(上記写真にはじゅうたんやナイロン生地は載っていません。下に敷いてあるお風呂マットは関係ありせん。)

以上が必要な部品です。アーム部の骨組みを最初、鉄レベルにしようと思いましたが、かなりの重量の為アルミに限定しました。 アルミは強度もありますし、なんと言っても加工がしやすいのでいいですね(私のような手動式工具の場合は特に!!)

角アルミはスプリング部にも使いますし、スプリング部とジャケット部をつなぐ橋にも使いますので重圧な物を選びましょう。 多少高くても硬いのを選ぶといいでしょう。後で買いなおす方が損しますので...

スプリングはスプリング部のひし形の中央に位置しますので、その事も予想して買いましょう。また、コの字のサイズに入る 物を選びましょう。大きすぎるとコの字にはまりませんので(ちなみに私は端がはまらず、コの字アルミを少し削りました。

ステンレス板は最初から適当に切れているものを使うと切断作業が多少楽になります。私は4枚使ったのですが(胸上部、胸部、 腹部、以上の3点をとめるもの)スプリングアームが付くお腹の部分は重圧なアルミ板を使いましょう(私は2ミリです) また、胸部はその時々によってちょうど良い位置に持っていけるようにするので、それを容易に固定できる大きいハンドルがつい たビスをつかうと良いでしょう。

ジャケット部は簡易じゅうたんを使います。簡易じゅうたんとは下地が無いとゆう物です。体が当たる部分を表にして使います。 加工もしやすいし、クラック性にも強いのでこれにしました。肩等の負担がかかる部分は2重にして使ってもいいと思います。 ちなみに、この簡易じゅうたんをナップザックのような素材のナイロン生地を使います。伸びなし、滑り止め効果も期待できます。

あと、このジャケットには大きいフックを6個使います。胸上部と胸部と腹部の3箇所を左右からとめるのに使います。 これがあると、着るのも容易になりますし、ベルトを縮めたりして体型別にに調整できるためです。 でもある程度はきめといた方がいいでしょう(あくまで1人だけの使用を設定しています) ベルトはフックの大きさによって変えますが、私は一番大きいサイズから2番目に大きいサイズのものを使用しています。

固定ビスは各種素材をとめる物や稼動部に使います。ですのでより重要なポイントには太くてしっかりしたものがいいでしょう。 また、私は締め付けを強く出来る六角ボルトを選びました。もちろんワッシャーもお忘れなく。この使うビスの数を計算したり そろえたりするのが一苦労です。特にワッシャーは一つのビスで2〜3個つかうので40枚以上になると思います。 お店の人にちょっと申し訳なく思いましたがしょうがないですね。

最後にカメラとアーム部をつなげる部分です。私は自作ステディーにつけますのでアルミパイプを使いました。 これはグライド装置別に変えて下さいね。将来は販売品のグライド装置も固定できるようにしたいですね。

以上が部品の説明です。他にもつけたして部品を購入する場合があるかもしれませんが、そこはご了承ください。 全部で7千円から8千円ぐらいでしょう。

用意する道具ですが、金ノコと六角レンチ、ハンドドリル、金やすりを用意しましょう。作業は軍手をしてやりましょうね。 特に全ての道具が手動なので、怪我をしやすいのです(私も金やすりで指を深く削ってしまいました) 後は、アルミを削る時にアルミ粉がでるのでどうでも良い服装やエプロンをしてやる事をお勧めします。 また、ビス穴の大きさはラジオペンチを使い、大きさを確認しながらぐりぐりすると少しづつ穴が広がると思います。 開けた後のケバも金やすりで綺麗にしましょう。






アーム部の製作です。



コの字アルミを2つ使います。左右に支えるように角アルミを使います。大きさはスプリングの貼りが標準(伸びてない状態) の時に上のコの字アルミの右端と下の左端にスプリングを引っ掛けるのですが、斜めになっている状態が待機状態になります。 上にカメラが乗ると、それが平行になったり、平行を通り越して下のほうへ斜めに伸びると思います。

ですので、その四角の状態がひし形になるように稼動させるようにしなければなりません。ので、コの字アルミの両端の角アルミ に稼動穴を開ける際はそこを計算して開けましょう。角アルミの両端に穴をあけますが、これはかなり外側にあけましょう。 でないと端がぶつかってうまく稼動しないと思います。私はスプリング用の張りビスと稼動ビスを分けましたので稼動ビスを4本。 スプリング用ビスを2つしようして計6本の長ビスを使いました。かなりハードに動きますので出来るだけ太くてしっかりした ものにすると良いでしょう。

あと、アルミ角材はぶつけても怪我をしないように、金やすりで削るとよいでしょう。尚、製作中の角材についた傷は跡で黒ペンキ を塗ってもいいでしょうね(でもアルミだからペンキが載るか微妙ですが)

次に、ジャケット側のアルミ角材にステンレスのコの字部品をつけます。私はビス2点で固定できるものにしました(1つですと 重圧がかかると回転してしまう為)また、このステンレスにはジャケットへの橋渡し角アルミをつけるのですが、ここも稼動 (回転)するようにします。ですので、端がこのステンレスに当たらないようなくらいの距離があるステンレス部品を使いましょう。 多少、上下に隙間ができたら、スペーサーをつけると良いでしょう。

次にカメラを固定する部分です。私はアルミパイプを受台にしたのですが、スプリング部が稼動した時にこのパイプに当たって稼動 しなくなる恐れがある(上下のコの字アルミが当たるのです)ので、カメラ側の角アルミと付けるアルミパイプの間に隙間を作りましょう。私は六角ビスをいれました。 すると稼動してもアルミパイプには当たらずにすみます。もしくは、角アルミ自体が突き出るようにすればよいでしょう。






ジャケット部の製作です。



まずは正面のアルミ部分を作りましょう。なるべく手間を省けるように、最初からある程度切れているアルミ板を使うとよいでしょう。 これまた端を丸く削ると怪我予防にもなりますし、見栄えも良くなります。

お腹の部分のアルミ板は特に負担がかかるので(この部分にスプリングアームを取り付けるので)最低2ミリの厚みはほしいです。 加工の面で問題がある場合は1ミリの板を重ねても良いでしょう。 胸部は少し小さくアルミ板をカットした方が動きやすいみたいです。同時に胸上部のアルミ板も形をよくカットします。 この3枚の板にはベルトを通す穴をそれぞれ開けるのですが、開ける大きさのベルトのサイズをアルミ板に書き込んで、ドリルでその 線に複数穴を開けてラジオペンチで少し穴を大きくしてあとは金やすりで穴を繋げれば綺麗に縦穴を開ける事ができると思います。

そしてこの3点のアルミ板をつなぐアルミ板を用意します。 中央に胸部のアルミ板を移動できる為の長穴を開けます。ここまでくると組み立てて予想ができると思うので、この長穴も様子をみて 開けるとよいでしょう。

また、アルミ板は体型に合わせてカーブや角度をつけましょう。この作業は出来るだけ最後にやろうと思います。

次に体を覆う生地部分です。下の写真がその元になるじゅうたん素材です。



1メートル四方で¥500円でした。初めは新聞紙で型を作り、それをチャコ等で 書きはさみでジョキジョキ切って下さい(この作業が意外と大変。とても切りに くく、はさみの稼動部に繊維がからまってしまうので)。 ちなみに、このじゅうたんは表が赤っぽく、裏は白です。まぁ、外をナイロン生地で覆うので特に色は問題ありません。

さて、外を覆うカバーをナイロンで作ります。私は防水加工のナイロンを使いました。下の写真が元のじゅうたん素材にカバーをつけた状態です。



次にベルトを取り付けます。ベルトを固定するのがまた難関作業ですね。 なにしろ生地が硬いのでミシンは使えませんので。




久々の更新です。実はジャケットは完成しておりました。公開遅れてごめんなさい。

正面、斜め、背面の写真です。胸の部分は多少ですが上下させられます。調整時には真中のハンドルをゆるめて調節できます。ちなみに、アルミ部はつや消しブラックのペンキを塗っています。それぞれアルミパーツの後ろには同じ形のパッドがはいっております。材質は背面に使っているものと同じ素材で、アルミとパッドはベロクロでついています。ですので、取り外しが可能です。


↑これが正面写真です↑



斜めからみた写真です。ベロクロで締め付ける部分は3箇所です。肩、胸、腰ですが、各両サイド締め付ける状態です。



↑そしてこれが背面写真。ベロクロ締め付け部がわかると思います。腰の部分にもパッドがついています。ここだけはパッド素材を2重にしています。



そしてこの写真は実際に着用した写真です。フィット感は作成しながら調整したので、問題ないと思います。これに実際にアームを取り付け、グライドカムのスレッドとあわせました。後の改良はアーム部です。普通待機状態のドッキング部の角度と、バネの調整部をなんとかしたいですね。


<改良事項>





質問があればどうぞ(たいして出来ないと思いますが...)

cpkamiya@hotmail.co.jp








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